The President  3138m

 

 

 

 

 

 

 

 The President (Right) & Vice President

  8/45にかけてヨーホーナショナルパークへ行って来ました。

 お目当てはThe President(3138m)Vice President(3066m)

 北海道で生まれ育った私にとって3000m級の山は初めてだったのと、グレーシャーの上を歩くのも初めてだったので不安で一杯でしたが、いざ登ってみると、思ったよりクレバスも少なく登りやすい山でした。

 この日は晴天に恵まれて、タカカウ滝の側のパーキングに車を置き、荷物を背負ってスタンレーミッチェルハットの側のキャンプ場まで歩きました。ACCの運営するこのハットは少し大きめのハットで、設備も良く、泊まってみたいハットの1つなのですがこの日はあいにく予約がいっぱいで、キャンプサイトにテントを張る事になりました。(ちなみにキャンプ場も要予約です)
 
 今回の山行で一番きつかったのが実はこのトレイル。別段、急な勾配がある訳でもないのですが、とにかく長い。だらだらと長い道が延々と続いているんです。その間、たまに川が出てきたり滝を見れたりするのですが、重い荷物を背負ってのロングコースは退屈。そこで足元に生えているキノコや花の観察などをしながら歩きました。お吸い物にすると美味しいムラサキシメジ、色付き始めたブルーベリー、見事なコントラストのインディアンペイントブラシとアズマギク。綺麗な花々に慰められながら、やっとキャンプ場に辿りつきました。

 早速、テントを張り、熊に食料を奪われない様に食料を高い場所に吊るし、辺りを散策。プレジデントグレーシャーの麓まで下見をしに行きました。本で見たよりも雪も少なく、遠目には大きなクレバスもなく、少し安心。テントに戻り夕食を食べ、早めの就寝。

  翌日、しっかり朝食を取り845に出発。この日も晴天に恵まれました。トレイルから、昨日下見に行ったモレーンに出て、2パーティに別れ、いざ、The Presidentへ。
 



     Vice President と President Glacier

 グレーシャーの上をクランポンを装着して慎重に進みます。ちょうど、北海道の3月の雪の様なザラメ状のグレーシャーの上は以外に歩きやすくサクサクと高度を稼ぎ、振り返るとスタンレーミッチェルハットが豆粒のごとく遠くに見えます。
 麓からは見えない小さな湖を眺めながら、クレバスの危険が出てきたのでハーネスにロープを装着。慎重に深いクレバスに落ちないように稜線まで登りました。
 ちょうど稜線上に
ThePresident Vice Presidentの分岐点があるのですが、時間の都合上Viceは諦め、The Presidentを目指す事になりました。


 稜線から上はスクランブル。ロープを外し、クランポンも外し、所々、手を使わないと登れない岩山です。足の竦みそうな箇所を何度も超え、頂上は真っ白な雪の上。再度、クランポンを装着し、無事、登頂。

  360℃のパノラマは素晴らしく、後ろにはエメラルドレイク。隣にはVice、そして名前はわからないけど沢山の湖。遠くにマウントテンプルも望め、人生初の3000m超えを果たせました。

 来たトレイルを慎重に戻り、無事キャンプ場に到着したのは予定時刻を大幅にオーバーした4時。遅くてもも3時半には下山する予定でしたが、あまりの景色の美しさに休憩を取りすぎてしまい、随分遅れてしまいました。
 

 そして待ち受けているのは、ダラダラと長いパーキングまでのトレイル。うんざりしながらも、どうにか車まで辿り着けました。     
 
 タカカウ滝に見送られながらの楽しい山行でした。

 

         Report & Photo : Yuko Oguchi



Takakkaw Falls

 

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