Drummond Glacier Traverse

 

ドラモンド グレイシャー
 

 ドラモンド グレイシャーは、バンフ国立公園の有名な観光地、スキー場のあるレイクルイーズより北東の山奥にあり、グレーシャーのやや近くにスコーキー ロッジが有る。

 グレーシャーまでのアプローチ ルートは、南より入るレイク ルイーズ スキー場からのルート
(片道約26km、高低差 登り900m 下り210m)で約2日で氷河の先端に至り、スタートはHWY1
よりスキー場アクセス ロードに入り、スキー場のパーキングに行く途中に(約1km手前)右へ
入るテンプル ファイアーロードがあり、この道を進んで行くと小さなパーキングがある。
 このパーキングの先より道は、スキー場の迂回林間コースとクロスカントリーのスコーキー
ロッジまでのコースとなっていて、車は入れないのでここより歩いて入る。
 
 もう一つのアプローチ ルートは氷河より西側からのアプローチで、モスキート クリーク、モーラ パスを超える野性味あふれるルート(片道約32km、高低差 登り1300m 下り600m)で、ここはHWY1のよりレイク ルイーズでHWY93に入り20分程北へ進むと、左手にモスキート クリークキャンプサイトが有りこの場所よりHWYの東側へ入って行く。ここからのルートは時間も掛かり行程もしんどい、大体氷河先端までの時間は雪のコンディションにも よるが、2〜3日掛かると見ておいた方が良い。
 このドラモンド グレーシャーへのツアー スキーは1940年代ごろ非常にポピュラーで有ったが現在はワプタ アイスフィールドの方が有名で、人気が無くなりあまり人が行かないのが特徴。
 人のいない所へ行きたいという人にはオススメのコース。

 

 
 さてこのコースをモスキート クリーク、モーラ パスよりスコーキー エリアに抜けるトラバースのコース リポートです。
 
1日目 アプローチ

 
今回は8日間という日程を考え、せっかくだったのでモスキート クリーク、モーラ パスよりの
ルートからドラモンド グレイシャーに入り、氷河上で何日かキャンプしてスコーキーよりスキー
アウトすることにする。
 時期が2月の為に、まだまだロッキー地区は厳冬期である事も考え準備するが、グレイシャー ツーリングという事も考えて用意すると、ザックの重さは30K近くとなる。
 用意したグループギアのなかには、8.5mmのハーフ ロープ 50m、1人1本づつのアイス スクリュー、ハーネス、アイス アックス、クランポン等。8.5mmという選択は、スノーブリッジを踏み抜いても、人1人を支えてくれるだろうと思われる限界と、軽いスクランブル等に使用できると
いう事も考え50mにする。9mmにしなかった理由は1gでもザックを軽くして措きたかったから。
 

 
 さて初日の2月15日である。パートナーのトシ
さんと友人の車で送ってもらい、早速ツアーの
スタートである。時間は8:00am、モスキート クリーク キャンプ サイトのHWYを隔て、モスキート クリーク トレール ヘッドより始める。
 スタート時、天気は晴れ、気温は-17.5℃。
 歩き始めのモスキート クリーク沿いは、クロカン スキーヤーが付けたトレールが有った為にとてもスムーズに進む。
 モーラパスへ。このモーラーパスはモーラー
マウンテン(GR 557 182)のリッヂを境に北と南
に2つ有り北側のノースモーラーパスを超える。
 
 このパスより約2〜3km手前の樹林限界よりクロカンスキーヤーのトレールは消えラッセルで進む。このあたりは風が良く吹き抜ける為に雪付きもあまり多くなく、ウインドパックされていてそれほど潜らずに進め、
パス着が 15:10。このパスへの登りはパス直下で南
と北より両側で急斜面に挟まれ大雪の後や、雪のコンディションが悪い時は雪崩の危険有りの場所。
 特にパス南側のモーラー山の一部北西斜面は要注意である
 この日はフィシュレイクをキャンプ予定地にしていたが、日暮れがもう直ぐだったので手前(GR 552 214)でキャンプする事にする。



初日のキャンプサイト


Drummond Glacier TraverseUに続く

 

Back                 Home               Next